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有楽町電気ビルヂング ってところに餃子屋があるなと思って行ってみたの
文化大革命進行中の中国かと思わせる場所でね
寂しい蛍光灯
電灯の上にかかっている傘がいいよ、二三箇所だけだけど、中国の田舎風の傘
艶のないテーブルクロス
そっけない椅子
外から光は入らない
中国語で働く人が数人
なんかさ、子どもたちは上海に行ってしまって、田舎でしか生きられない人が残されたとか
そんなわびしさ
3人で行ったので
餃子を何種類か頼んで
チャーハンと辛い焼きそば
取り分けて食べた
辛い焼きそばは辛すぎた
粉々になった唐辛子
後で効いてくる
それ以降は味覚が麻痺
チャーハンはパリパリではなく
炊き込みご飯のような感じ
上にエビが乗っているのだけれども
何の味付けもしていない、意味不明の味わい
唐辛子のせいなのかな
餃子は何種類か出てきたけれども
どれも同じ味で
大きさと形が違うだけ
これが文化大革命だ
ブルジョアは死滅
労働者は幸福になる
ビルヂング とか ブリヂストン とか ヂ ですもんね
こんどは水餃子を食べよう
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