“雑誌として「こう生きなさい」「こう着なさい」っていう時代は、あとすこしで終わると思います。理想像を追いかけ続けても、持続可能性がないことにみんな気付きはじめているから。自分たちができることをできる範囲で継続していくしかないんですよ。人生短いんだからさ。KINFOLKも良いけれど、あのライフスタイルを貫ける人って、何人いるかなって話ですよ。みんなしょーもない電車乗って毎朝通勤して、しょーもない昼飯食って、しょーもない家に帰るんだ。それで何が悪い? 僕はそういうライフスタイル賛歌をやりたいし、そのうえでファッションを楽しむ方法を伝えていきたいですよ。”