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うつ病の分類
1.環境と性格の複合物としてのうつ状態
1-1.単発のショックによるもの—PTSD、急性ストレス障害
1-2.慢性持続性のストレスによるもの—疲弊性うつ病
2.環境によらず発症するうつ病
2-1 うつ病
2-2 総うつ病
2-3 統合失調症
2-4 性格障害
3.身体因があるうつ病
実際のサラリーマン街では1-2.慢性持続性のストレスによるもの—疲弊性うつ病が圧倒的に多いと感じられる。
次には双極性2型の軽躁状態とうつ状態を反復するタイプが多い。次には性格障害だろう。
環境と脳の関係についてはやはり簡単に割り切ることはできない
しかしながら環境を変えれば改善するものと
環境を変えても改善しないものは
スッキリと二分できるものではなく、連続したものだと思うが
当面、環境調整を主にするか、薬剤を主にするかの判断はここと関係していると思う
骨折したという場合、骨の強さと、外力の強さの関係になる。
骨の強さに関係なく、ほぼ全員が骨折する外力もあるし、
外力が弱いにもかかわらず、骨が弱いせいで骨折してしまう場合もある
だいたいは区別できるが学問的に定義するのは簡単ではなく
実際は、骨の強さと外力の強さについて、正確に記述することが全てだろうと思う
疲弊性うつ状態の場合、頑張りすぎる性格が関係しているだろうことは容易に推定される。
実際に、几帳面な性格とか義理堅いとか軽躁状態などと関係があると思う。
このように各要素は容易に入り交じることになる。
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