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伝統的な精神医学の世界を概略で3つに分類すると
脳科学
環境に対する反応の分析
超科学の世界
くらいになると思う
脳科学の世界が本来の医学的な世界で
少しずつ進化しているがまだ本質的なブレイクスルーは訪れていない
統合失調症の世界である
環境に対する反応の分析は
昔、精神分析などでかなり範囲逸脱気味に研究されたが
最近では普遍性なく再現性なく検証不能で
文化系学問として良いことになった
神経症の世界である
超科学の世界は、いつの時代でも好きな人がいるものであるが
現代でもいて
しかしそれはそろそろ精神医学とは呼ばれなくなっている
宗教とかトランスとか、最近の低次元のものではスピリチャルとか言うのかもしれない
たしかに人間の精神活動の非常に高次元の成果がそこにはあるのだが
夾雑物もまた多い、多すぎる
最近では脳科学者と名乗って
単純な文化系心理学の言葉でタレント的な発言を続けている人もいて
脳科学が笑われて消費されている
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