テレビ局の人たちがほぼ例外なく、「放送アーカイブ」に反対している

テレビ局の人たちがほぼ例外なく、「放送アーカイブ」に反対している。
 これは、新聞や雑誌、書籍における国会図書館のように、過去に放映をしたテレビ番組を収蔵して、誰もが閲覧できる施設で、海外では当たり前ように作られている。
だが、日本のテレビ局は、「権力者が報道内容を遡ってチェックできるので、現場が萎縮する」と猛反対している。
なぜこんなワケのわからない屁理屈をこねるのかといえば、自分たちの「報道」というものが、実は「ポジショントークの塊」だということを、誰よりもよくわかっているからだ。