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本気で潰してこいという場合、
誰にでもわかる反則をやって、相手を怪我させるという意味ではないですよね
ボールを追って正しいプレーをしているように見せかけながら、実際は相手を怪我させることが目的である、そういったギリギリの技ですよね、
なにか言われても、ルールの範囲内、ラフプレーではあったけれども、悪意はなかったのだから仕方がない
ということで収まるはずのものを目指したはず
それなのに、現実には、明らかに反則とわかる、ボールを追う動きとは別のところで発生した反則タックルとなった
プロレスでも反則技は、審判の見ていないところでやるものだ
野球でも、故意のデッドボールは、故意だと認定されないように、投げつける
観客も、その場でアピールして、試合続行を不可能にするような動きにはならなかった
今回の日アメの場合は、アメフトを見慣れていない人が初めてあの反則場面をビデオで見れば、
殺人タックルだと認識するようなものであったが、
多くの人の話だと、まあ、あのくらいは別にいつもやっているようなものだという、
その証拠に、関学の選手はあのプレーに対して、全員で抗議して乱闘などにはならなかった、
あるいは、審判に強く抗議して試合を止めるとかもなかった、そもそも審判が試合を止めなかった、
三回やったら退場となる反則のレベルで考えていた
被害選手は実際に三週間で復帰した
それなら当事者間では大したことはなくて驚くようなことではないということなのだろう
あの画面をニュースで見せられて、世間の人はびっくりして、これがスポーツか!と怒ったわけだ
それはマスコミの誘導が成功したということ
また20歳の青年の主張が賛美を持って迎えられ、
「監督の言いなりにならざるを得ず、反則を犯したのだから、責任はない、許してあげよう」という風潮である
「歯車であることは罪である」という認識がまったくないことに驚かざるを得ない
なにか自然でない流れがあり、作られた流れがあり、その流れを作った人は自分の成功を喜んでいるのだろう
それはそうとして、実行犯である選手は、あくまで、試合の流れの中で、不可抗力として、相手のQBを潰すという技を練習しているのではなかったのだろうか?
その点で見れば、まったくもって稚拙であり、あれでは誰が見ても反則に決まっている。
監督からすれば「ボールを追いかけていたら不可避的にトラブルが起きた」という筋書きであったはずである。
それを反則としか思えない反則をして、監督からの指示で、私には拒否できませんでしたとするなら、
日本はなんと中世なのか、そして彼らはルールも守れないスポーツマンなのかという、非常に次元の低い話になる。
しかしそうではなくて、
わざと反則としか思えない反則をして、
監督・コーチは追放、実行犯は無罪放免としたら、シナリオは大成功であるという事情かもしれない。
実行犯選手が大泣きするというのも、シナリオの一部分あった可能性もある。
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