“
昔は、
貧富の差が広がるに連れて
人々が社会の矛盾に気づき
平等を求める傾向が強くなり
貧富の差が少なくなれば
自由を求める傾向が強くなると考えられたものだ
しかし現在は、貧富の差が広がれば
貧しい人々は独裁者を支持し、独占資本主義の横暴を許し、
国家主義的で浅いレベルの愛国主義になるようで
これはどのように説明できるものなのだろうか
極めて少数の強者の自由だけが補強されているようである
民主主義制であるにもかかわらず
苦しみの中で、自分よりも弱い立場の人を攻撃して安心するものなのだろうか
歴史の流れは合理性では説明できないのだろうか
視点を変えれば、合理的に説明できるに違いないと思うのだけれど、よく分からない
“