閣僚の選任を行う際に、閣僚候補者らの不祥事がないかを事前に調べるため行われるいわゆる 「身体検査」について警察庁がその少なくとも一部を担当していることが、第一次安倍内閣の内閣改造時にアメリカ大使館の作成した機密指定文書に記載された河野太郎衆議院議員の発言から、分かった。 この文書は、ジュリアン・アサンジ氏が代表を務める情報告発サイト、ウィキリークスが開示した25万通の米国国務省、公電の中から発見されたもの。 これによれば、河野太郎氏は小泉内閣時に法務副大臣としての、正式な内定通知を待っていたがなか

"閣僚の選任を行う際に、閣僚候補者らの不祥事がないかを事前に調べるため行われるいわゆる 「身体検査」について警察庁がその少なくとも一部を担当していることが、第一次安倍内閣の内閣改造時にアメリカ大使館の作成した機密指定文書に記載された河野太郎衆議院議員の発言から、分かった。 

この文書は、ジュリアン・アサンジ氏が代表を務める情報告発サイト、ウィキリークスが開示した25万通の米国国務省、公電の中から発見されたもの。 
これによれば、河野太郎氏は小泉内閣時に法務副大臣としての、正式な内定通知を待っていたがなかなか連絡が無いため、6時間して官邸に確認の電話を入れたものの、「警察庁が現在身辺調査を実施中である」との返答しか得られなかったと述べている。 
身体検査の実施機関に警察庁が含まれていることが具体的な公文書で明らかになるのは初めて。 
ウィキリークス流出機密文書を読む限りは河野氏と飯島氏は現在の米国大使館における日本の政界情報のメインソースである。 

この両人に知られた内容は、まずアメリカ政府に握られると覚悟しておいた方がよいと思われる(逆に、アメリカに知られたくない情報は、何としてでもこの二人に握られてはいけないと言える。)。"