『実定法主義』と『自然法主義』の違い

『実定法主義』と『自然法主義』の違い。
実定法主義は、決められたルールはどんな悪法であっても守りましょうよ、というもの。
自然法主義は自然や人間の本性に合致するか?その決定は”真善美”に則るものであるか?が問題となります。つまり倫理を内在化しているか?ということ。
最近の日本企業の相次ぐ不祥事はこの実定法主義ばかりに偏重した判断によるものと解釈することが出来ます。
古くはライブドアの事件も、「法律には書いてないじゃなか!」。
近くはDeNAの一連の不祥事も「我々は法律を犯してませんよ。そんなのグレーじゃないですか!」
という金儲け主義が肥大化して社会問題化したものでした。