“放課後デイサービスを始める時、いろんな人から「専門家じゃないのにできるのか」と言われました。でも、我が家もそうですが、自閉症の子はプロの家にだけ生まれてくるわけじゃないんですよね(笑)。ほとんどの発達障害の子どもは素人の家に生まれてきて、周りの家族はその子育てをしながらコツを取得していきます。プロしか扱えない子だったら全ての家庭が崩壊してしまうはずでしょ(笑)。
なんだかんだいって、子どもの一番のニーズを把握しているのは他人であるプロでなく、当事者である身内です。大切なことは機転を効かせて臨機応変にやること。既成概念や常識に縛られないことです。だって、常識を超えたところに自閉症の子どもたちはいるわけですから。
ここにいる経験のあるスタッフにも今までの経験を白紙にして新しい目線で見直すように伝えています。”