“Q.12.年代物の梅酒を若い梅酒に入れるといいって本当? Α12.本当です。
これは例えると、若い大工にベテラン棟梁が手本を見せるようなもので、熟成の進んだ酒を混ぜると、若い酒がその分子構造を真似し始め、その結果、クラスター(分子)の分解が促成されるのです。
混ぜる量は、梅1kg、酒1.8Lで作った梅酒に対して、年代物梅酒は10cc程度で充分です。
ちなみに沖縄の有名な泡盛も、『仕次ぎ』と呼ばれる同じような手法を使い、いつまでも年代物のクース(古酒)と同等の泡盛を楽しめるようにしています。”