「それどっちでもよくないですか?」

AとBどっちがいいですかね?という意見の時、正直どちらでもいいと皆が思ってるのにAとBのそれぞれのいいところや懸念点なんかを皆で話しこんでしまっているみたいな。こういう時に難しいのは、単に「それどっちでもよくないですか?」みたいな言い方をすると場が凍らせて空気が悪くなるという点である。もちろんそういう本質的なことを言ってくれる人はありがたい存在なんだけど、言うタイミングが少し遅くなると「俺たちはなぜこんな無駄な時間を…」みたいな感じになることがある。かと言って指摘しないと時間の無駄だしチーム全体としてもよくない。
大事なのは、なんかこの議論無駄じゃない?と思った時に柔らかく指摘する言葉の引き出しを持っておくことだと思う。自分がわりとよく使う言葉をまとめておこうと思う。
「絶対にこっちがいいみたいなこだわりある人います?いなければとりあえずAでいいんじゃないですかね」
「目的は◯◯ですよね?今話してることは目的からちょっと遠そうな気がするんで、次いきませんか?」
「それぞれやってみたらどのくらいかかるんですか?1日くらいなら両方やっちゃえばいいんじゃないですか?」
「正直やってみないとわからないのでやってみましょう」
「すみません、問題はなんでしたっけ?」
「どっちの結論になったとしても、やること変わらなくないですか?今すぐやっていくぞ」
「自分は絶対こっちがいいです。強い反対意見のある人いますか?」
「これ情報少なくて今決めにくそうなので、この会議では決定するために必要な情報は何かだけ認識合わせましょう」
「これ今全員で話す必要ありますか?もしなければこのあと何人かで話した方がよさそう」
「時間かからなそうだし、やってみて怒られたら戻せばいいんじゃないですか?」
「2~3時間くらいでできると思うし、PullRequest出しとくんで動いてる物見ながら話しましょう」
小さなチームだととにかく行動した方がいいことも多い。