“フィリピンは食料が自給できない。
農業適地はすべて、国際資本が押さえていて、バナナだ、パイナップルだと、輸出用の作物を作らせている。
労働者は、給料で輸入米を買うしかない。そういうシステムを作り上げてしまったのだ。
農業適地はすべて、国際資本が押さえていて、バナナだ、パイナップルだと、輸出用の作物を作らせている。
労働者は、給料で輸入米を買うしかない。そういうシステムを作り上げてしまったのだ。
戦前は、イギリスがそれをやっていた。
米はビルマでまとめて作り、それ以外の国では輸出用の作物を作らせる。
スリランカも紅茶ばかり作らされて、食料の自給ができない国にされてしまった。
人の営みが、カネがなければ回らない仕組みを作ってしまった。
タイは植民地にならなかったので、食料が自給できている。
カネに拘らなければ、田舎でのんびり暮らせる。食うのに困らない。
食料の自給というのは、予想外に大きな問題です。”