認知的不協和

“100人を2グループに分け、全く同じ仕事をして貰う。 
仕事の内容は誰にでも出来る単純でつまらない作業。 
その仕事の対価としてAグループには高賃金、Bグループには低賃金を支払う。 
そして仕事が終わった後に、仕事に対しての感想を聞く。 
高賃金を受け取ったAグループのほとんどが、 
「つまらない」「二度とやりたくない」といった仕事に対する正直な感想。 
逆に低賃金を受け取ったBグループは 
「やりがいがあった」「辛いけど楽しかった」という反応が半数以上。 
これは「認知的不協和」を現す有名な実験であり、 
Aグループは高賃金という対価を貰っているために 素直に仕事を「つまらない」と評価出来る。 
仕事は辛く、つまらないが報酬によってそのストレスは開放されているので 
やり甲斐などという観念の世界に逃げ込む必要が無い。 
Bグループは報酬は低いのに仕事内容はつまらない。つまり良いところが無い。 
そういう時人間は精神の自我を守る為に「やりがいがあった」等と逃げ道、言い訳を作る。 
これは自然な行為であり、決して本人としては嘘をついてるつもりはない。”