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長寿の村という考えがあって
そこでは、夫婦と息子と息子の嫁とが同居していて
息子の嫁が産む子供の遺伝的な父は、息子であることもあれば、その父であることもある
実際に長く生きた遺伝子を受け継いだほうが長寿になるという側面もあるので
結果として長寿の村になる
長寿遺伝子の選択が行われることになる
息子は父の子を自分のことして育てることになるが
遺伝的には相違が目立たない
そして自分もまた息子の嫁に出産させることを考えれば
そんなに大きな損失にはならない
高齢者の精子は遺伝的な脆弱性を含んでいることもあるが
長寿を実証した遺伝子であるので
そのあたりのプラスとマイナスの兼ね合いになる
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