三反園訓と週刊文春。選挙中の「脱原発」という選挙公約を反故にして、「鹿児島川内原発」の再稼働を容認した三反園訓鹿児島県知事の裏切りと転向に対する批判が激しい
三反園訓は鹿児島県立指宿高校から野球推薦で早稲田大学教育学部に進学し、卒業後、テレビ朝日に入社している。「週刊文春」によると、この経歴の背後に、自民党の政治家だった二階堂進とその秘書が絡んでいるらしい。三反園訓は、早稲田大学教育学部に野球推薦で進学したそうだが、はたして本当に「野球推薦」だったのか。おそらく、テレビ朝日への入社は、自民党の有力政治家だった二階堂進かその秘書の「口利き」だったのではないかと思われるが、早稲田大学進学も、そうだった可能性は捨て切れない。
今年7月の鹿児島県知事選で、初当選した元テレビ朝日記者の三反園訓(みたぞの さとし)氏(58)に公職選挙法違反の疑いがあることが「週刊文春」の取材でわかった。
(「週刊文春」WEB)
知事選の選挙期間中、三反園陣営は鹿児島市内と指宿市内の2カ所を選挙事務所として選挙管理委員会に届け出ていた。しかし、三反園陣営が提出した選挙運動費用収支報告書(以下、収支報告書)などによれば、ほかに姶良市、霧島市、鹿屋市、薩摩川内市にも選挙事務所が設置されていた。鹿児島県知事選の場合、選管によれば「選挙事務所は二を超えて設置することはできない」とされており、公選法違反の疑いがある。
また、後援会の元幹部などの証言によれば、沖縄県の実業家や大阪の派遣会社が選挙スタッフや秘書の給与も支払っていたが、収支報告書には記載されていない。
反原発の候補一本化に成功し当選
日本大学の岩井奉信教授はこう指摘する。
「これは支援者が報酬を肩代わりしていたことになり、立候補者への寄附となります。その旨が収支報告書に記載されていなければ、不記載に当たります」
また、収支報告書によれば選挙戦で約2600万円の余剰金が出たことになっているが、元経理担当者は「潤沢な余剰金があるなどということは絶対にあり得ない」と証言した。
三反園氏は、週刊文春の取材を拒否し、県庁広報課を通じて「知事選挙に関わる事項であるため、その内容に最も詳しい当時の責任者が回答する」と書面で回答した。
三反園氏の選挙戦を仕切り、“統括”責任者とされる人物は、取材に対して、次のように語った。
「上限を超えて選挙関連の事務所を設置することは、どこの選挙でもやっている話です。収支報告書の問題も悪質ではないし、ズサンだという指摘ももっともなので、『素人集団だったね』とバカにされて結構です」
選挙戦では、原発再稼働に慎重な姿勢だったが、当選するとあっさり容認に転じた三反園氏。カネを巡る問題でも説明が求められそうだ。
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沖縄でもみられたこと
次は新潟かと思われる
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