“ 上手な人は、楽しむことが本当に上手。いい料理屋を知っているとか、いいワインが選べるとかそういうのではなくて、どこに行っても何だか気負わない、場を楽しむのが上手な人。それができる人が一人いると、みんなでご飯を食べてもおいしくて、まわりもまた楽しめる。 お金の使いかた、同じ金額のお金を使って、そこから得られる楽しみの量みたいなものは、やっぱり「能力」みたいなもので相当に左右されるのだと思う。 ”

“ 上手な人は、楽しむことが本当に上手。いい料理屋を知っているとか、いいワインが選べるとかそういうのではなくて、どこに行っても何だか気負わない、場を楽しむのが上手な人。それができる人が一人いると、みんなでご飯を食べてもお … Read more “ 上手な人は、楽しむことが本当に上手。いい料理屋を知っているとか、いいワインが選べるとかそういうのではなくて、どこに行っても何だか気負わない、場を楽しむのが上手な人。それができる人が一人いると、みんなでご飯を食べてもおいしくて、まわりもまた楽しめる。 お金の使いかた、同じ金額のお金を使って、そこから得られる楽しみの量みたいなものは、やっぱり「能力」みたいなもので相当に左右されるのだと思う。 ”


“それにしても、最近の女性向け作品は映画にしても小説にしても、 あの人も私と同じなのネ、という共感狙いのものが多すぎると思う。 抜きん出た人には抜きん出た何かがあるんだよ!凡人とは違うんだよ!って突き飛ばしてくれるような作品が少ない。”

“それにしても、最近の女性向け作品は映画にしても小説にしても、 あの人も私と同じなのネ、という共感狙いのものが多すぎると思う。 抜きん出た人には抜きん出た何かがあるんだよ!凡人とは違うんだよ!って突き飛ばしてくれるような … Read more “それにしても、最近の女性向け作品は映画にしても小説にしても、 あの人も私と同じなのネ、という共感狙いのものが多すぎると思う。 抜きん出た人には抜きん出た何かがあるんだよ!凡人とは違うんだよ!って突き飛ばしてくれるような作品が少ない。”


“怒りが高まったら、高まった分だけ、言葉も丁寧にする。それによって、前頭前野はより良い方向に活性化していき、怒りの現場であなたに勝利をもたらすでしょう。”

“怒りが高まったら、高まった分だけ、言葉も丁寧にする。それによって、前頭前野はより良い方向に活性化していき、怒りの現場であなたに勝利をもたらすでしょう。”


“それにしても、本書を読んで認識を新たにしたのが、アラブの大富豪たちが、いかに最高の「民主主義の敵」としてすごいのかということ。彼らが暴君だからではない。その逆だからだ。彼らはその富を気前良く民衆にも配る。中東産油国に税金はなく、社会資本もすべて王族が面倒を見てくれる。権利はないが、それ以上に義務もない。そして王族に優れたものがいれば、民主主義のややこしい手続きなしですぐに辣腕を発揮できる。”

“それにしても、本書を読んで認識を新たにしたのが、アラブの大富豪たちが、いかに最高の「民主主義の敵」としてすごいのかということ。彼らが暴君だからではない。その逆だからだ。彼らはその富を気前良く民衆にも配る。中東産油国に税 … Read more “それにしても、本書を読んで認識を新たにしたのが、アラブの大富豪たちが、いかに最高の「民主主義の敵」としてすごいのかということ。彼らが暴君だからではない。その逆だからだ。彼らはその富を気前良く民衆にも配る。中東産油国に税金はなく、社会資本もすべて王族が面倒を見てくれる。権利はないが、それ以上に義務もない。そして王族に優れたものがいれば、民主主義のややこしい手続きなしですぐに辣腕を発揮できる。”


“生と死は、明らかに、同じ事柄の二つの面であるにすぎないのです。ひとたびわれわれが生と死を別々のものと見なすことをやめれば、すべての葛藤がやむのです。” 私は何も信じない――クリシュナムルティ対談集 / J・クリシュナムルティ

“生と死は、明らかに、同じ事柄の二つの面であるにすぎないのです。ひとたびわれわれが生と死を別々のものと見なすことをやめれば、すべての葛藤がやむのです。” 私は何も信じない――クリシュナムルティ対談集 / J・クリシュナム … Read more “生と死は、明らかに、同じ事柄の二つの面であるにすぎないのです。ひとたびわれわれが生と死を別々のものと見なすことをやめれば、すべての葛藤がやむのです。” 私は何も信じない――クリシュナムルティ対談集 / J・クリシュナムルティ


“アメリカ人を見ていると「ああ、この人たちにとって言葉で表現できない(=認識できない)ということは、存在しないということなんだな」と感じることが多い。彼らの意識と無意識の間には鉄製の壁がある。いや鉛でできているといった方が適切か。私のはせいぜい紙製の仕切りだ。日本人にはそういう人が多いのではないか。 アメリカ人以外の欧米人がどうなのかよくわからない。彼らの意識と無意識の間の壁は紙よりは丈夫だが金属よりは融通が利きそうな石造りの壁だろうか。しかし、西欧の個人主義を支える自我の確立というのは、無意識と意識の間

“アメリカ人を見ていると「ああ、この人たちにとって言葉で表現できない(=認識できない)ということは、存在しないということなんだな」と感じることが多い。彼らの意識と無意識の間には鉄製の壁がある。いや鉛でできているといった方 … Read more “アメリカ人を見ていると「ああ、この人たちにとって言葉で表現できない(=認識できない)ということは、存在しないということなんだな」と感じることが多い。彼らの意識と無意識の間には鉄製の壁がある。いや鉛でできているといった方が適切か。私のはせいぜい紙製の仕切りだ。日本人にはそういう人が多いのではないか。 アメリカ人以外の欧米人がどうなのかよくわからない。彼らの意識と無意識の間の壁は紙よりは丈夫だが金属よりは融通が利きそうな石造りの壁だろうか。しかし、西欧の個人主義を支える自我の確立というのは、無意識と意識の間