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自分たちの傲慢さを痛みとして感じない人々に
何を語ればよいのだろう
沖縄についての記者会見では大臣から笑いさえ出ているのである
歯を見せて笑っていた
痛みを共有しない彼らのために
神は痛みを感じ苦しみ続けている
それは今までいつでもそうだった
そしてこれからもそうだろう
彼ら有力な者達は
多数を誇り
痛むことを知らず
歯を見せて笑い
飽食し
自らの姿を省みることがない
最初は謙虚だった若者も
権力者の列に加わり
はしゃぐのである
しかし痛みを共有する少数者はいつでも存在した
そしてこれからも存在し続けるだろう
どうということもない、それだけのことである
皆それぞれに割り当てられた役割を生きているだけだ
私もまた彼らの役回りになれば
同じことをしているだろう
遺伝子はほとんど違わないのだ
ただ貧しく生まれ、苦しみを生きる人に
寄り添う神がいると信じて
祈る
彼らには彼らの神がいて
すべてを正当化してくれるようだ
それもいい
それは彼らの信仰だ
そして
私たちは彼らのためにも祈ろう
それが私の信仰だ
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