自制心(自己コントロール能力)の高さだけが、子どもの将来的な成功と有意に相関している

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自制心(自己コントロール能力)の高さだけが、子どもの将来的な成功と有意に相関している(IQは実は関係ない)。
自制心は、筋肉のように鍛えることができる。どんな些細な事でもいいから、毎日必ず○○をする、という人は、概ね別の局面でも自制心を発揮できる(例として、ジャングルの中でも毎日ひげそりを欠かせない探検家のエピソードが紹介される。ホントか? という気もしないでもないが、自分の短期的な欲望を無視して行動できる習慣を身につけよう、というふうに解釈すれば納得できる)。 
自制心は、消耗するものである。貴重な資源なので、何にでもストイックに立ち向かうべきではない。
自制心は、血糖値(血中グルコース濃度)と相関している。このため、空腹の状態ではまともな意思決定ができない。もっとも、炭水化物を摂取してしまうと、急激に血糖値が上がって急激に下がってしまうため、よくない。野菜のような、じわじわと血糖値が上がるような食べ物を朝食として食べるべき。
ダイエットは、(当たり前かもしれないが)かなり難しい。空腹になると、意志力の源である血糖値も下がるので、原理的に自制が難しい。
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