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聖母マリアの処女懐胎
古来の習俗として、集団の権力者が、処女を妊娠させて、そのあとで
男性と婚姻させるという仕組みがあった。
この仕組みには、
権力者は集団全般により一層の愛情を持つようになる
妊娠率、出産率が向上する
ある種の遺伝子が多く保たれる(いいかどうかは環境次第)
たとえば、戦闘に強い集団になる
性的習慣の伝達
などの機能が考えられる
現代においても形を変えてその習慣は残存していて
たとえば上司の愛人であった女性を、その上司が部下の結婚相手に
推薦するなどは行われていることである。
そのことの連想として、
キリスト教における処女懐胎が考えられる
神を集団の権力者と読み替え
処女懐胎を
婚姻前の権力者との性交渉と考えれば
大工のヨセフも納得したものだろうと思う
最初は受け入れがたいと考える新郎に対して
聖書にもあることだと説得もできただろう
この子は神からの授かりとして育てなさいと説得もできただろう
もっとも、そういうことがなくても、
母親だけが知っている、戸籍上の父の子でない子供というのは、
およそ10人に一人という調査も昔あった
それを説明されて男性はそんなに多いのかと言い
女性はそんなに少ないのかと言ったらしい
子供が自分の子でないと知っても動揺する必要はないのである
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