船員

“船員さんの高齢化がマジでヤバイ。どんぐらい足りないかって言うと年金生活したい船員さんを土下座して引き止めるくらい。会社はいえないけど80歳の船長さんがいるくらいだし噂じゃ90代もいるらしい。統計で見ると50歳以上が全体の56%で60歳以上も25.2%って状態。内航海運は日本の物流の半分を担ってるのに若い人が全然来てくんない。いや来るけどすぐやめちゃう。なんでかというと・激務(航行と荷役ができるギリギリの最少人員で常に回しているので一人あたりの負担がでかい)※・3ヶ月乗船1ヶ月休暇という勤務形態が不人気・の割に給料あんまり良くない(上の要因の割に合わない、金額だけで見たらそこそこ良い)・上述のように狭い船内でお爺ちゃんとおっさんと同世代がいない中で3ヶ月間顔つき合わせて働くが理由。まあカネさえあれば、乗員の数も増やせるし、給料もよく出来るんだけど荷主がマジで鬼のようにコスト削減してくるから無理な状況。おかげで昔は5年で銀行から借りた建造費を返してたのに今じゃ15年でやっと返せるかどうかおかげでみんな平気で25年とかゾンビみたいなボロ船使うようになってきた。そのくせ国や港の安全の基準だけはどんどん厳しくなる。人手が足りないし機材が古いから事故が起きるのにそういうことから目を向けずに上は安全管理をきちっとしろの一点張り、事故防止という名のもとに人手が足りないのにどんどんチェックリストを増やしていく。他はどうか知らないけどさあ、この国って物流を軽視しすぎじゃねえの?工場が作る原料、店まで届く製品、運ぶ奴がいなきゃ成り立たないのになんでこんなひどい扱いが出来るのか。前の戦争も輸送船を虫けらのように扱ってボコボコに負けたというのになにも変わらないね。※2内航海運は日本人の船員じゃないと運行できないんだけどこの調子で言ったらおそらく外国人に頼ることになるだろうね。自動化?そんな金があるならこんなことになってないよ!。※規定上は4時間見張り8時間休憩のサイクルだが休憩時間に当然別の仕事が入るので全然休めない。※2最近船員を予備自衛官にって動きもあるがこんな状況でよくも言えると思う追記外航船だともはや日本人一人でそれ以外インドネシアやフィリピン人、そしてパナマ船籍というのが常態化してます。運賃や労働条件の改善という話よりも日本人規制の撤廃のほうが現実味ありそうな感じ。”