リーバイス非上場化

リーバイスは一部発展途上国に契約工場を持っていたが、ある契約工場で就労年齢に達しない児童労働の実態が明らかになった。この時リーバイスがとった方針は「現地に学校を作り、子供達を通わせて、就労年齢に達してから再雇用する」というものであった。
しかしこの方針に対して株主からの批判が相次いだ。学校を建てる資金があるなら、株主により還元するべきなのではないかという批判である。そうした批判を受けながらも、社会に貢献した企業であり続けるために、非上場化したというエピソードがある。