「厄介な人に付け入られやすい人」

愛情飢餓感の強い人は、自分が他人のために何かをしてあげる時に、何も交渉をしてこない。「後でコーヒーおごってね!」程度の、ごく軽い謝礼すらも求めずに、何でも「いいよいいよ!」としてしまう。これはとても顕著な特徴。こういう人は、ストーカーや厄介な相手を寄せ付けやすい。
愛情飢餓感が強い人にとっては「誰かの役に立つ」「誰かに必要とされる」ということ自体が大きな喜びなので、そうでない人達のような「何か自分にもメリットが無いと」という感覚が薄いのだ。それはもちろん良い所でもあるのだけど、とかく厄介な人につけ入られやすい。
これにドキリとした「厄介な人に付け入られやすい人」はぜひ、誰かのために何かをしてあげる時には、相手が誰であっても「ごく小さなことでもいいから見返りを求める」ということを意識するといいと思います。これは「私はあなたの思い通りになるお人形ではありません」という表示の役割を果たします。
あなたと「対等な人間」として関係を築きたいと思っているまともな人なら、あなたが10の労力に対して1の謝礼を求めたところで、喜んでお礼をすることはあっても、怒ったり嫌ったりはしません。そこで怒ったり嫌ったりするような人には、嫌われていた方が自分の身のためです。