一過性全健忘(TGA)体験記

ジムに入った.着替えて,軽い筋トレをはじめたが,途中からなにか考えがうまく回らなくなって,ジムの中でうろうろしていたような気がする.
そのあとしばらくたって気がつくと,ジムのあるショッピングセンターを出たところで,遠距離の彼女に電話をしていた.
自分「いや,なんだか頭の調子がおかしくてさ.アルツハイマーとか脳の病気かもしれない.自分がなぜひとり暮らしなのか思いだせないんだ.どうやら一緒に住んでいた父も母も死んでしまったみたいなんだが,一体どういう経過でなくなったのか全然わからない」
彼女「それはいいんだけど,この電話,これで4回目か5回目」
自分「え? 同じ電話を何回もしているの? まったく記憶にないけど」
彼女「その反応も含めて,ここ1,2時間で何回もまったく同じ電話が」
ある日海馬が故障した - 一過性全健忘(TGA)体験記 –