三菱の軽を日産ブランドで売っていた
ことは単なる「三菱自問題」にとどまらず、「日産問題」としてもクローズアップされてきた
日産にとっても、打撃は極めて大きい。全国の日産のディーラーからはデイズ、デイズルークスが一斉に撤去されたが、顧客から「不正を働いたデイズを買い取ってくれ」といったクレームが早くも届いているという。
日産と三菱自の提携解消――。誰もが、当然連想するところだが、事はそれほど単純ではない。日産の2015年のデイズ、デイズルークスの販売台数は約15万台で、日産の国内販売の4分の1を占める主力車種。販売店にとって、軽は品ぞろえとして不可欠な存在で、どう商品を確保するか、極めて深刻な問題だ。
生産面の関係も、簡単に切れるものではない。日産は次期軽自動車の開発を主導するものの、軽のエンジンやトランスミッションを持たず、生産工場もない。日産が新たに工場を設け、自前で軽を生産する決断をするなら別だが、「現実に軽は利幅が少なく、即座に設備投資を決断するのは難しい。タイなど海外の生産工場でも三菱自と提携しており、簡単に関係を打ち切るのは難しい」(日産関係者)という。他社との提携を検討するにしても、簡単に右から左へ乗り換えられるものでもなく、何年もかける大仕事になる。
日産も日産ブランドで発売するからには最初に結構テストしているはず。
今回、三菱自動車が日産自動車に対して軽自動車の「デイズ」と「デイズルークス」をOEM生産して提供してたのですが、三菱自動車が実際の性能よりも良くなるように試験条件をイジっていたというのが今回の問題です。
今回の不正(偽装)は2015年に日産自動車でデイズの現行モデルの燃費を計測していた時に、三菱自動車の届出値とか実測値がかい離している事から発覚したようです。
2016年2月から実測値とかい離している原因を日産自動車と三菱自動車で合同で調査して、3月に走行抵抗に約7%のかい離がある事が判明しました。
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そうか。誰が何のために何を仕掛けて、結果、どんな利益を得ようとしているのか、ほぼ明白。
三菱自動車が日産の子会社になる。ルノーの策略でシナリオ通りの乗っ取り