「忘れる力」「スルーする力」

①「忘れる力」
感受性の強い人ほど常に嫌なことを思い出し、そのときと同じように嫌な気持ちになって自分を追い込んでしまう。しかし、忘れるようにできているということは忘れてしまっていいということ。無理に思い出す必要なんてないのです。
②「スルーする力」
スルーする力とは、端的に言えば、「嫌なことは無視・聞き流しましょう」ということ。たとえば、誰かにネガティブなことを言われて傷ついたとします。しかし、負の感情に振り回されて相手を攻撃したり、いつまでもウジウジ考えたりしても、“ネガティブなことを言われた”事実は変わりません。それどころか、こちらは神経をいら立たせ、疲れ果てているのに相手に全く悪意がない場合もあるのです。
③「いい加減力」
いい加減力とは自分の苦手な部分を周りの人たちにフォローしてもらうことです。人は万能ではありません。そこで自分の存在を誇示しても、苦手なことまで抱え込んではかえっていい結果は出せません。
「自分にできないことはやらない」「無理をしすぎない」「何でも責任を背負い込むことに価値を感じない」こと肝要です。