“NHKや朝日新聞によると、生まれたばかりの地球の海に隕石が衝突して、アミノ酸や酢酸など簡単な有機物が生まれることを物質・材料研究機構と東北大の研究チームが模擬実験で確認したそうだ(Nature Geoscience)。この有機物がもとになって地球上に生命が誕生したというのが「有機分子ビッグバン説」(パンスペルミア仮説) だ。今回の実験では、隕石の成分であるニッケルと炭素に加えて、海と大気に相当する水と窒素ガスを小さな鉄のカプセルに封入し、カプセルを隕石の衝突衝撃時に相当する2700度以上、6万気圧にしたところ、11種類の有機物が確認できたそうだ。”