小選挙区制は二大政党を前提としていて
国民の意見の中央辺りに2つの党が近づくはずだった
政権交代が生じることによって
官僚との癒着、企業との癒着、法曹界との癒着、マスコミとの癒着、
そういった数々の癒着がだんだん剥がれ落ちるはずだった
そしてアメリカとの関係も透明性が高まり
国民は考える材料を手に入れるはずだった
しかし起こっていることは何だろうか
自民党は右に転げ落ちている
野党は少数乱立
何度選挙をしても自民党極右の一人勝ち
政党は大きくなりすぎると、約1/2を限界にして分裂するはずであるが
なかなか分裂しない
また政党は小さくなると、約1/2を目指して合同するはずであるが
なかなか合同しない
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他者を操作する技術が進歩していることはあるのかもしれない
NHKスベシャル映像の世紀では若者の反抗の歴史を描いていた
チェ・ゲバラとかパリの五月革命とかその後の世界各国での学生たちの抗議の声と行動
しかし現在では若者は引きこもったままである
たまに目立つ人がいると体制側に取り込まれて、おしまいである
若者鎮圧成功
野党の分断工作も成功が続いている
野党鎮圧成功
そもそもソ連崩壊で左翼鎮圧成功
さらには組合運動
労働者鎮圧成功
教職員組合鎮圧成功
古い話になるが国鉄労働組合鎮圧成功
検察鎮圧成功
民主党は捕まえるが自民党は捕まえないと誰かが言っていたな
マスコミ上層部鎮圧成功
テレビ局の上層部は天下り先として大学とか地方新聞社を確保していて安泰
放送法の運用もちらつかせて恫喝
NHKは人事支配で鎮圧
大学鎮圧成功
文系大学なんていつでも潰せるんだぞと恫喝が成功
少子化と貧困で大学は反抗できない
官僚の人事にも干渉
内閣法制局鎮圧
ネット世界では人員を動員し情報を操作
ネット世界も鎮圧
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そんななかで不思議なのは日本の愛国主義者
ナショナリストなのにアメリカからの命令には逆らわない
野党と言われる人たちもアメリカの命令に先を争って従う構えを見せている
二大政党が国民の多数派に接近するのではなくて
どの党もアメリカの命令に接近しているだけである
これが敗戦と占領の歴史の現実なのだと思うが
日本国の伝統とアメリカの命令はどう接合しているものだろうか
たまに政治家の首が飛んだり自殺したりする
秘書は命がいくつあっても足りない
愛国主義者の定義からいって
もう一度アメリカと全面戦争をして相手を無条件降伏させるとか言うような気がしたが
間違いらしい
靖国神社が大事なのも
過去のことではなくて
未来に戦争をする理由のために必要だからではないのか
しかしその相手はアメリカではなくて中国のようだ
昔占領していた国をもう一度というのもあまり前向きな話ではない
ネットインフラをアメリカが独占しているので
情報戦で完全に負けていて
なんと内閣の閣議も盗聴されていたとリーク
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女性管理職の割合を政治が強制する
賃上げも政治が強制する
それって、社会主義の国がやることみたいでしょう
まともに働ける人がいなくなったから
女性を使おうというだけ
そこに思想はない
そのうち、就業年齢を18歳にしようと言い出すだろう
18歳選挙権はその関係もあると思う
そうすれば20歳で結婚、40歳までに5人くらい産んで育てようという方向に誘導できるかもしれない
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他者を操作するにあたり大切なのは
関心を一過性のものにしてしまうことだ
持続して調査されると困るだろうが
一時的に憤激しても、すぐに忘れるようにすれば大したことにはならない
福島原発についても持続的に関心を持ち続け活動し続けている人はどれだけいるだろうか
原発の安全性について
原発の利権構造について
一時的に関心が高まっても、すぐ別のものに関心が移るようにするだけでいい