閣僚が発言するとき、その原稿を作ったのは誰か、知りたい

国会で、閣僚が発言するとき、その原稿を作ったのは誰か、知りたいと思った
それを蓄積して分析すれば、
歴史の中でどの官僚がどんな考えで政策を決定していたか
参考になると思う

映画でも、俳優も大事だけれども、シナリオライターも大事
両方の名前が残る

ものの考え方がどう変化してきたかを見るには
俳優がどう変化したかではなくて
シナリオライターがどう変化したかを見る方が大事だろう

ーーー
官僚は名前を消してしまう
閣僚は責任をとらない
それどころか、原稿の意味を理解していない
さらには漢字を読めないという問題もある

ーーー
昔は対立軸は自由か平等か、その妥協点はどのあたりかというものだったように思う
自由を大切にすれば小さな政府、平等を大切にすれば大きな政府というわけだ

しかし現在は経済はどうすればいいのか分からない 2%のインフレ
少子高齢化はどうすればいいのか分からない 産まない自由 3万円のばらまき
女性活用のための待機児童解消はどうすればいいのか分からない 家庭が育てるのか 国が育てるのか
介護離職をどうすればいいのか分からない
という現状
簡単に言えば日本国が貧乏になったのだから我慢しないといけないということなのだろう

選挙前は経済を活気づけようといって
選挙後はアメリカに軍事活動で貢献しようといっている
これも対立軸でもなくて民主党もたぶん政権を取れば自衛隊を派遣することは必要と
右派が強力に主張するはず
そのために温存されている右派だから

俳優が替わってもシナリオライターが替わらないと
話は同じ
アメリカの方針と官僚の決定がまず大事
アメリカが目標と期限を伝える、その道筋を官僚が考える

たしかに、財務省と経産省の対立などを考えた方が、対立軸が分かりやすくなるのかもしれないが
内部でもいろいろあるのだろうし、外務省も最近は大きく関与しているらしいし、簡単ではない