谷川俊太郎 / 手紙 「時」
“ あなたは二匹の うずくまる猫を憶えていて 私はすり減った石の 階段を憶えている もう決して戻ってこないという その事でその日は永遠へ近づき それが私たちを傷つける 夢よりももっととらえ難い一日 その日と同じように今日 … Read more 谷川俊太郎 / 手紙 「時」
“ あなたは二匹の うずくまる猫を憶えていて 私はすり減った石の 階段を憶えている もう決して戻ってこないという その事でその日は永遠へ近づき それが私たちを傷つける 夢よりももっととらえ難い一日 その日と同じように今日 … Read more 谷川俊太郎 / 手紙 「時」
“自分にしかできないことが見つけられなかったら、あるいは「これをするの、べつに自分でなくてもいいんじゃないか」などと思っているあいだは、ただわけもなく生きているという感情しか抱けないということである。そしてそのうち、「こ … Read more ただわけもなく生きているという感情
“どこかの段階で、「自分が知ってるのは半分とかちょっとで、残り全部は推理で補う」ということをすると、自分が思ってることを面白く伝えることもできるようになります。”
“個人宅で神棚を片付ける時に 「神棚どこにしまいますか?」ボランティア 「神様はいないから捨てていいよ。」現地の人 と言われた。 返す言葉が見つからなかった。” 震災から2ヵ月後のボランティア報告
“「それがくだらない理由なんですよ。小学生のころ、朝日新聞社に『どうしたらパイロットになれますか』って手紙を送ったんです。そのころはグーグルなんてありませんでしたからね。そうしたら、受験すべき学校や勉強すべき事柄が、便せ … Read more こんなに優しい返事をくれるような新聞記者