頭頂葉 空間認知の障害

"脳で、見たものの立体感に関係する場所は、大脳の頭頂葉です。もし、脳挫傷でこの部が傷害されると、立体感の障害(空間認知の障害)が起こり、いろいろな症状が出てしまいます。
認知症になった人も、よくものによくぶつかったり、服が着られなくなったり、お茶を上手く茶碗に注げなくなります。その原因は認知症、特に最も多いアルツハイマー病においては、初期には側頭葉が萎縮し「記憶障害」が出ますが、そのうち、頭頂葉が萎縮して空間の認識が出来なくなるからです。"