傷ついた脳の持ち主でも”心”はちゃんとある

「脳が壊れて記憶や運動機能や注意力が衰えしまい生活していく上で本当に困ることばかりだけれど、性格や好みや、長年やってきたことの記憶という、"自分"らしさという自意識は驚くほど変わっていません。傷ついた脳の持ち主でも"心"はちゃんとあることを分かった人たちに出会えることは、高次脳機能障害を持つすべての人たちの願いではないかと思えるのです」