「1ミリシーベルトは『何の根拠もない』」発言を撤回
丸川珠代環境相
東京電力福島第一原発事故への対応で国が追加被曝(ひばく)線量の長期目標として示している年間1ミリシーベルトについて、「何の科学的根拠もない」
問題の発言は、7日に長野県松本市であった講演で出た
8日、丸川氏は記者団に「そういう言い回しはなかったと記憶している」と否定
9日の衆院予算委でも「こういう言い回しをした記憶は持っていない」と釈明した
10日の同委では、民主党の細野豪志元環境相が「信じがたい発言だ。明確に撤回するべきだ」と追及した。丸川氏は「福島の皆様に誤解を与える発言をしたとしたら、おわび申し上げたい」と述べたが、「記憶がない」などと答弁
12日午前の閣議後会見では一転して「言ったと思う」と説明
12日夜には、発言内容の詳細なメモを入手し、講演の出席者にも問い合わせて自身の発言を確認したとして、記者団への説明に臨んだ。「発言したことを確認した」「引き続き職責を果たして参りたい」
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「そういう言い回しはなかったと記憶している」
「こういう言い回しをした記憶は持っていない」
「記憶がない」
「言ったと思う」
「発言したことを確認した」
「引き続き職責を果たして参りたい」
なんだろうね、これは。