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山口:劇団に限らないと思うのですが、売れていないエンターテイメント集団の一部では、商業主義やメジャー志向への拒否感を出し、「自分達の感性は大衆には理解されない」と自己陶酔に浸っている様子が見え隠れするケースもあるじゃないですか。
それが「理解されなくてもいい=作品の分かりにくさ」で表現されるケースも多いと思うんです。でも、四季はそんな雰囲気を微塵も感じさせない。本当のメジャーな王道を貫いている感じがしました。
田端:すがすがしさすら感じますよね。「分からない奴には分からなくていい」「分かる人だけ分かってくれればいい」というような、アマチュアが陥りがちなヘナチョコの創造性至上主義に対する未練が、1ミリもない。そのスタンスに感動しましたよ。
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