"あなたは何にだってなれるのよ
人種問題について
行き止まりがある場合に差別の問題だからと結論することがある
実際に差別の問題であることもあり
その場合には差別をも努力と才能で突破しないといけない
突破できることはあるのであきらめる必要はない
あなたは何にだった慣れるのよと母親が言ってくれたから
わたしは大物になれたと言っている人は
たいていの母親が子供にそんな風なことを言っているのだが
たいていの子供は大物になれないことを知っているのはずなのに
母親のおかげだとか言っている
やればできると信じて頑張るのよというメッセージは
やってできなかったら諦めなさいということでもある
チャンスをもらっただけで充分でしょうという結論を押し付けられる
結果の平等も考えてもいいのだと言い出しそうならば
社会主義者だと非難される
そのようにして才能を資本に消費される社会である
そしてたいていの人は何にもなれない
それが大多数の人の役割である"