“職人が作ったものなら金だせば買えるけど、自分でつくれなかったものがつくれるようになった時の気持ちは、どこにも売ってないんだぜ?”
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それはそうなんだけど、
資本主義社会での、最終的な消費者の強さをもっと理解してもよいと思う
ただお金を遣うだけで生産しない、何も作らない
だから自分は批判されない、ただ文句を言うだけの存在
コマーシャルに踊らされる面はあるが
その仕組みも熟知している面もある
そして彼らは商品を選択することによって
職人や生産者の活動を制御しているのだ
そういう人たちは働いている人も多いが
実質は働かなくても生活できる立場の人が多く
その意味では非常に自由で非常にわがままで
誰にも批判されない特権的な立場に立っている
彼らが選んで買うことが
次の生産への後押しになっている面がある
だから怖いし、強力なんだ