“昔、唐の時代の中国の荊州(現在の湖北省)という場所で、科挙(官吏登用試験)の合格者が100年以上全くでなかった。
人々はこの状況を『天荒』と呼んだ。
ちなみに天荒とは凶作、または凶作で雑草が生い茂る荒地のことである。
その後リュウゼイという男が死に物狂いで努力をして、見事試験に合格して『天荒を破った』と褒め称えられた。
ここから『破天荒』とは『今まで誰も成し得なかった事を初めてする事』の意味として用いられるようになった。
ちなみに、文化庁の調査では「豪快な人」と誤答した人が64.2%で、正しく答えることが出来た人はわずか16.9%だったらしい。”