“人間は、物語的・感情的な話には(無意識下の認知処理プロセスを経て)大きな価値を見出すけれど、科学的・論理的な話はほとんど頭に入ってこない存在だと言える。このことは認知心理学の分野で繰り返し確認されている。” 論理的思考は異常な状態

“人間は、物語的・感情的な話には(無意識下の認知処理プロセスを経て)大きな価値を見出すけれど、科学的・論理的な話はほとんど頭に入ってこない存在だと言える。このことは認知心理学の分野で繰り返し確認されている。” 論理的思考 … Read more “人間は、物語的・感情的な話には(無意識下の認知処理プロセスを経て)大きな価値を見出すけれど、科学的・論理的な話はほとんど頭に入ってこない存在だと言える。このことは認知心理学の分野で繰り返し確認されている。” 論理的思考は異常な状態


“生きることに疲れたあなたは、いま誰に会いたいか? もし会いたい人がいれば、その人がこれからの人生を共に歩む友人である。  もし誰にも会いたくないならば、じつはいままであなたは嫌いな人に尽くして生きてきたのである。あなたのまわりには誠実な人はいなかったのだろう。  生きることに疲れた時、それはあなた自身が自らを分かる時であり、周囲の人がどういう人であるか分かる時である。あなたがあなたの人生を理解する時である。”

“生きることに疲れたあなたは、いま誰に会いたいか? もし会いたい人がいれば、その人がこれからの人生を共に歩む友人である。  もし誰にも会いたくないならば、じつはいままであなたは嫌いな人に尽くして生きてきたのである。あなた … Read more “生きることに疲れたあなたは、いま誰に会いたいか? もし会いたい人がいれば、その人がこれからの人生を共に歩む友人である。  もし誰にも会いたくないならば、じつはいままであなたは嫌いな人に尽くして生きてきたのである。あなたのまわりには誠実な人はいなかったのだろう。  生きることに疲れた時、それはあなた自身が自らを分かる時であり、周囲の人がどういう人であるか分かる時である。あなたがあなたの人生を理解する時である。”


“「怒ったり取り乱してる人にいきなりアドバイスをするのは、病気でゲーゲー吐いてる人に無理やり薬を飲ませようとするようなものだ。まずは全て吐かせないと薬は効かない」”

“「怒ったり取り乱してる人にいきなりアドバイスをするのは、病気でゲーゲー吐いてる人に無理やり薬を飲ませようとするようなものだ。まずは全て吐かせないと薬は効かない」”


二種がある。 教えるためには自分に「教える力」がなくてはいけない、と思っている人。 教えるためには相手に「理解する力」がなくてはいけない、と思っている人。 現実は両方だろう。

二種がある。 教えるためには自分に「教える力」がなくてはいけない、と思っている人。 教えるためには相手に「理解する力」がなくてはいけない、と思っている人。 現実は両方だろう。


““不安”に駆られた人がほしがるのは、安心のための理屈ではなく、壊れたレコードのように「大丈夫ですよ」と繰り返し言ってくれる人なので、詐欺師からすると、格好のカモである。「家族のため」「母の愛」という言葉が隠れ蓑となり、美談に仕立てられがちだが、過度の“不安”は、実は“依存”の一種なのである。”

““不安”に駆られた人がほしがるのは、安心のための理屈ではなく、壊れたレコードのように「大丈夫ですよ」と繰り返し言ってくれる人なので、詐欺師からすると、格好のカモである。「家族のため」「母の愛」という言葉が隠れ蓑となり、 … Read more ““不安”に駆られた人がほしがるのは、安心のための理屈ではなく、壊れたレコードのように「大丈夫ですよ」と繰り返し言ってくれる人なので、詐欺師からすると、格好のカモである。「家族のため」「母の愛」という言葉が隠れ蓑となり、美談に仕立てられがちだが、過度の“不安”は、実は“依存”の一種なのである。”


“サンダルウッド(白檀)の精油の主成分である-サンタロールについて、経鼻吸収した場合と経皮吸収した場合の作用を比較すると、経鼻吸収では興奮作用、経皮吸収では鎮静作用という、正反対の作用を示したという報告があります”

“サンダルウッド(白檀)の精油の主成分である-サンタロールについて、経鼻吸収した場合と経皮吸収した場合の作用を比較すると、経鼻吸収では興奮作用、経皮吸収では鎮静作用という、正反対の作用を示したという報告があります”


“  大資本を保有するものに「持つものとしての責任」を問わずとも、かつては問屋に限らず社会全体が、大きな組織も小さな組織も身の程に緩衝材としての機能を果たしていたという話を聞いたことがある。例えば、「ツケ」という制度。米屋も乾物屋も支払いは盆暮の年2回だった。資金が底をついても、半年間は何とか食べるだけは食べていけたのである。さる漆芸家の方も、その制度にずいぶん助けられたと言っておられた。 「若くして独立したんですが、手元資金はほとんどない。今考えれば何とも無謀です。でも、田舎にはまだツケ払いの制度が残

“  大資本を保有するものに「持つものとしての責任」を問わずとも、かつては問屋に限らず社会全体が、大きな組織も小さな組織も身の程に緩衝材としての機能を果たしていたという話を聞いたことがある。例えば、「ツケ」という制度。米 … Read more “  大資本を保有するものに「持つものとしての責任」を問わずとも、かつては問屋に限らず社会全体が、大きな組織も小さな組織も身の程に緩衝材としての機能を果たしていたという話を聞いたことがある。例えば、「ツケ」という制度。米屋も乾物屋も支払いは盆暮の年2回だった。資金が底をついても、半年間は何とか食べるだけは食べていけたのである。さる漆芸家の方も、その制度にずいぶん助けられたと言っておられた。 「若くして独立したんですが、手元資金はほとんどない。今考えれば何とも無謀です。でも、田舎にはまだツケ払いの制度が残