"鬼怒川堤防決壊から一週間がたつ
国交大臣太田氏はテレビ画面に向かって、
「堤防全体は全域にわたり同レベルにできていた」と語っていた。
それなのに、全域にわたり同レベルに決壊はしなかった。
過去の点検資料の中に、「今回の詳細点検の結果、浸透に対する安全性不定区間」として
赤い線が引かれた部分があり、それがちょうど今回決壊した部分らしい。
そうなると、知らなかったという話ではなくなるだろう。
日本の科学技術は宣伝だけすばらしい
ロケットで万歳をして、宇宙飛行士を無限に誉めあげ、はやぶさがどうしたとかでみんな涙ぐんでいる
単に予算を確保するためのプロモーションに過ぎないものを
それほどの科学技術がありながら
堤防の決壊は全く策がなかったものだろうか
堤防と水位の測定をしていれば、そろそろあの辺が危ないとか
カーブに沿って力のかかる部分は分かるだろうからそのあたりに圧力計を仕込んでおくとか
上空から見てもいいし、人海戦術で目視してもいい
いろいろなことができそうではないか
極端な話、決壊が考えられて、水害になったら困る場所には、あらかじめ大量の土嚢を運んでおくなど、
できないはずはない
オスプレイもあることだし
住民の救助に古いタイプのヘリコプターを使っていた
そのヘリコプターを飛ばせるなら危ないところのあたりに土嚢を積めば良かったのに
もちろん素人の考えだから、現実にはいろいろあるのだろうけれども
そんなことを全然しないのはなぜかというと
そんなことをして、助かった場所と助からなかった場所が出たら、あとで責任を追及される
それくらいなら何もしないで、公平に害を被った方がよいという意見があった
すごい公務員的発想だ
たしかに、ある箇所を補強して守ったせいで、別の場所に何もしないよりも大きな圧力が集中して、
その結果、決壊したとかの印象になれば、大変まずいのだろうと思う。
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