若い私には戦争責任なんかないです?

"「若い私には戦争責任なんかないです
だって実際に戦犯として刑を受けた人でも釈放されて現役復活したくらいですから」
というんですが、
そう言う意味での責任ではないですよね、問題なのは

人間が争いを起こし、暴力で解決しようとして、殺人をしてきた、
それはもういけないことではないだろうかと反省しようよ
どの戦争の責任かと言えば、直近の戦争が生々しいし、
実際の戦争被害者も存命であるわけで
そこに光が当てられる

人類の祖先の骨が出てくると、どうも他人から攻撃を受けて頭蓋骨がへこんでいるとか
結構悲惨なものがある
そのくらい昔からたぶん殺し合いをしていた可能性がある
猫とか犬は殺し合いしないでしょう
えさの順番を決める闘争はするけれど

しかしそれだけではない
アメリカの爆撃もあったけど
イギリスのアヘン戦争もあった(これってどう考えても、ものすごーく悪い戦争でしょう)
アメリカの南北戦争では大変多くの人たちが亡くなった
スペインの内戦とかもあった
ゲリラとかテロとか原爆、水爆、核爆弾のついたミサイル、
それを迎撃するミサイルもあるんだとか言うんですが、それは原理的に難しいような気がする
30発くらいいっぺんに発射されたらどうするんだろう
過去の戦争も大変だったけど
未来の戦争はそれどころではない過酷さだろう
世界人口を減らして資源を維持したいとする勢力はいるのかもしれないけれども
その場合も、自分は死なないという計算の上で戦争をするのだろうか
局地戦にとどめるにはかなりの工夫が必要なのではないだろうか

しかしそれにしても、私は戦争を反省する立場にないというような発言は
何を意味しているのだろう
心理的にまた教育的に、地殻変動が起こっているように思う"