「国は国民の生命、財産について保障などしない。国が守るのは、国家、国体である。」
という考え方は根強くあり、
また根拠も強力である。税金を取られ、命までも差し出し命令される。
傭兵時代のほうがまだしも合理的であった。
国全体が高校野球部とか戸塚ヨットスクールとかそんな感じになってしまう。
お金で兵隊を雇うのが傭兵であるが
現代はお金で政治家を雇うようになっている。
民主主義制度は、制度の出発点において、
そのような雇われ政治家を予定していなかったと思う。
お金があれば、政治観を雇い、マスコミを買収し、といったことができてしまう。
そんなにお金があったらなにか好きなことをしていれば良さそうなものだが
好きなことは支配することだという人もいるので仕方がない
最初の動機は多分お金ではないのだろう
しかし政治として動き始めるとお金になるので
便乗する人がどんどん増えるのだろうと思う
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日本の場合は、国家、国体を守るということは天皇制を守るということと直接つながっていた。