“いわゆる野球留学。 1996年から2005年の10年間に全国高等学校野球選手権大会・選抜高等学校野球大会に出場した高校について高野連が調査したところ、合計916人の県外選手がいた[3]。流出側は大阪府457人、兵庫県59人、神奈川県59人の順に多く、流入側(野球留学先)は香川県86人、高知県84人、山形県80人の順に多かった。 野球留学は、1982年広島県高等学校野球連盟がベンチ入りを5人以内に制限したことがある。しかし「指導者を頼ってくる県外の選手が技量が高くても試合に出られない」と1997年に撤廃

"いわゆる野球留学。
1996年から2005年の10年間に全国高等学校野球選手権大会・選抜高等学校野球大会に出場した高校について高野連が調査したところ、合計916人の県外選手がいた[3]。流出側は大阪府457人、兵庫県59人、神奈川県59人の順に多く、流入側(野球留学先)は香川県86人、高知県84人、山形県80人の順に多かった。
野球留学は、1982年広島県高等学校野球連盟がベンチ入りを5人以内に制限したことがある。しかし「指導者を頼ってくる県外の選手が技量が高くても試合に出られない」と1997年に撤廃された。これ以降規制がかかったことは無い。
野球留学で有名な島根県の江の川高等学校には、レギュラーはおろかベンチ入りメンバーに地元出身選手がまったくいないこともあった(同様の問題は青森県の青森山田高等学校や八戸学院光星高等学校、山形県の酒田南高等学校、香川県の香川西高等学校、高知県の明徳義塾高等学校にも顕著である)。地元の人々から祝福されないチームが代表となっていいのか、地元の選手がベンチ入りメンバーにあまりいないチームをその県代表と言えるのか論議されるべき問題との意見もある。(2011年夏の大会での光星学院高は、一軍18人中青森県在住者は3人のみ)"