横浜国際総合競技場「日産スタジアム」 日本国内最大の72,327席の観客収容能力を誇る屋外多目的競技場である。 2002 FIFAワールドカップ本大会会場であり、大会の決勝戦が開催された会場 総工費約603億円 竹中工務店 当スタジアムはオリンピックを開催することも前提に作られた

横浜国際総合競技場「日産スタジアム」
日本国内最大の72,327席の観客収容能力を誇る屋外多目的競技場である。
2002 FIFAワールドカップ本大会会場であり、大会の決勝戦が開催された会場
総工費約603億円 竹中工務店
当スタジアムはオリンピックを開催することも前提に作られた事情もあり、全ての観客席から陸上トラックの全周が展望出来る点で、サッカーなどのフィールド競技よりも陸上競技観戦に適したスタジアムである。ただ、陸上競技大会に集まる観客数とスタジアムの大きさを比較すると施設が巨大で、陸上の国際大会でもスタンドにかなりの空席が見受けられる。
総工費が約600億円の巨大施設であるため、Jリーグや陸上などのスポーツ大会だけでは運営が難しい。そこで、芝への影響を考慮しながらもコンサート会場としての利用やスタジアムツアー、スポーツ教室やウェディングイベントの開催などで、収益や市民への認知度向上に努めている。
2009年8月、日産自動車は2010年3月以降の新規契約進捗状況について「厳しい経営環境により、現在の契約金額では(契約を)更新できない」と発表した[7]。市は同年9月から命名権のスポンサーを募ったが〆切りまでに応募した団体・企業がなかった為、同年10月下旬より契約希望額を9月時に提示していた半額である(年間)1億5千万円に引き下げて再公募を行った結果、11月25日に日産自動車が再公募に参加したことを明らかにした[8]。他に公募に参加した企業はなく、従来の契約の終了日の翌日に当たる2010年3月1日、横浜市と日産自動車は年額1億5000万円の3年契約を新たに交わし、「日産フィールド小机」「日産ウォーターパーク」とともに「日産スタジアム」の名称が継続される事になった[9]。

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