"米国債の保有残高もまた時々ニュースになるが、2012年12月現在で、
1位 支那 1153.6 $US billion
2位 日本 1121.5
となっていて、支那と日本は競い合ってアメリカに金を貸し付けていることになる。
ところで、
3位 OPEC加盟国 263.0
4位 カリブ諸島 256.9(租税回避地)
5位 ブラジル 253.9
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8位 イギリス 153.6
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16位 フランス 68.1
17位 ドイツ 64.0
と見ると、いかに支那と日本がアメリカに異常なまでに貢いでいるかがわかる。国債は国の借金であるため、支那がアメリカに対して強気に出るのは当たり前だと思うこともできる。
それに引き換え、日本の現在の弱い立場は一体どうしたものかと・・・。(^^)
これだけ多数の国に借金をして威張っているアメリカという国の本質はまあ普通の感覚ではないことは間違いなく、
US Dept Clock(アメリカの借金時計) という笑えるリアルタイムなものもある。
日本の借金時計はここなど。
(毎秒桁が変わる何百分の一かが間違って筆者の口座に入ってこないものか・・・)
例えば支那や日本が『あそこの紛争平定に行けよ』とアメリカに借金のカタ代わりに注文つけるくらいで普通なのだが、そうはいかない。
アメリカが世界の警察というのはこういう側面から見れば当然なのだが。
日本が抱える米国債約100兆円以外にも非公式のドル資産がその数倍隠れているというが、これはアメリカにとっては債務であり有利子負債で日本に返済をしている”はず”である。利息だけでも莫大な金額である。
この約14.5兆円と言われる米国債の償還金で日本は何をやっているのか・・・実はまた米国債を買っているのだ。
なんで消費税の替わりに財源にしないの?
という単純な疑問は誰でも持つし、これをしょっちゅう指摘しているのはみんなの党の江田憲司衆院議員だ。これに対する明確な政府答弁は聞いたことがない。為替安定化が目的程度の回答だ。
さらに、日本は借金してまで米国債を買っていることは日銀の対外資産の資料でも明らかで、一体この国はどうしちゃったのだろうと。
アメリカに貢いで、国民には増税を強いる。これが日本の実体であることは間違いない。TPPなどが始まる前からこうなのだ。
数字上では日本は世界一の対外純債権国という事実も間違いないが、そのうち米国債が紙切れ同然だとすると大変なことになる。数百兆円が消えるのだ。
アメリカに預けてあるGoldなどはっきり言えばどうでもいい数字になってしまう。
この米国債の問題を口にした日本の歴代首相は間違いなくスキャンダルで追い込まれ辞任させられてきた・・・
オバマは鳩山、菅、野田に米国債をチャラにしろ(放棄しろ)と迫った・・・
という陰謀論というか噂は案外本当かもしれない。"