東京高検の黒川弘務検事長 賭けマージャン

 東京高検の黒川弘務検事長(63)が新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言が出ている5月初旬に産経新聞記者や朝日新聞社員とマージャンをしていたと週刊文春(電子版)が20日に報じたことを受け、黒川氏が法務省の聞き取り調査に対し、賭けマージャンをしたことを認めたことがわかった。黒川氏は関係者に辞意を漏らしているという。
 森雅子法相は同日、調査内容を官邸に報告した。政府はこうした状況を踏まえ、黒川氏の進退について検討するとみられる。黒川氏をめぐっては与野党から辞任を求める声が上がっていた。
 政府・与党は18日、検察官の定年を政府の判断で延長できる検察庁法改正案の今国会での成立を断念。この問題の発端となった黒川氏の処遇に注目が集まっていた。関係者によると、黒川氏は今国会での成立断念が決まった後、周囲に「自分の人事で国会が混乱した結果責任がある」などと語っていた。
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接待麻雀で、車も産経の車を使い、何らかの情報をリークしつつ、接待を受けていたのではないかとの疑惑。
2016年12月には福岡県飯塚市の現職市長と副市長が、平日の昼間に麻雀店で賭け麻雀。二人とも辞任。
『賭けマージャン』で条件反射的に思い出されるプロ野球・東尾
トランプ賭博で巨人柴田、ラグビー松尾なども記憶にある。