マーズの経験に学んだ

韓国で新型コロナへの対応がうまくいったのは、マーズやジカ熱の経験があって、対応組織がすでに作られていて、人もいた。さらに民間検査会社が結構たくさんあって、検査させろという圧力も強かった。一方で日本は、マーズやジカ熱の時、あまり強い対策をとらないで自然な感じで通り過ぎた経験があり、今度もそういう経験に頼った。とかの意見有り。
命か経済かの二者択一ではもちろん命だけれども、それは現実的ではない、命が助かった後に必ず経済問題に直面するとの意見。新型コロナで死亡しなくても、経済苦から自殺したらどうなんだとの意見。しかしまた、だから和牛券だとかの極端な意見。V字回復と言っても、結局観光に頼るのかと思うと明るい気持ちになれない。
危機になると観光は真っ先に捨てられて誰も来ない。危機になるとマスクや防護服や消毒薬が必要で、取り合いになり、備蓄もない。これは普段から、儲けやすい商売で儲けておけばいいやという安易な考えがあるからだろう。危機の時にも生活必需品は自分たちで供給できるようにしないといけないのかなと思うだろう。生活必需品、基本食料、エネルギー、医薬品などは、どんな危機になっても維持できるようにしておかないと、外交ができない。困難な局面で日本にどんなカードがあるのか。防護服くれないなら観光停止するぞと言っても交渉にならない。
日本領土内の外国人所有の土地不動産を全部没収して国有にするというカードはどうだろうという意見はある。