“だいぶ前に買ってしばらく積ん読してた『暴力の人類史』(byスティーブン・ピンカー)読み始めたけどこれめっちゃ面白いね? 全人類必読の書なんじゃない? ちょうど今読んでるこの本で、何千年も当たり前に行われてた拷問や残虐刑が18世紀頃に突然姿を消した要因として、出版の爆発的増加、即ち読書習慣の普及が挙げられてるんだよ。 人々が読書を通じて他者の視点を体験することで、他者に共感する能力が育まれ、社会規範の進歩に繋がったんじゃないかって 人間はさ、学習しなければ、せいぜい自分の周りのごく狭い範囲の人々に対してし

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“特に共感したのが、読者の感情を動かしたいならば、文章が感情的になってはいけないというアドバイスである。漫才師と同じで、笑わせるものは笑わないのが鉄則なのだ。「読者を怒らせたいとき、泣かせたいとき、感動させたいときも「笑い」と同様である。筆者自身のペンが怒ってはならず、泣いてはならず、感動してはならない。」。”

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“明治の人は会話の中で「か」と「くわ」を区別していた。昭和20年代になっても、年輩の人で学校の先生だったような人は、「鑑賞(かんしゃう)」と「観賞(くわんしゃう)」ははっきりちがっていた。明治の人でもそうなのだから、江戸時代以前の古典を読む場合、昔の発音で読むのを原則とするならば、当然、「か」と「くわ」を区別して読まねばならない。しかし、今の私たちには、それはたいへんな下準備が必要になる。明治・大正の人は「鑑」「観」「巻」「漢」「完」などを見て、ほとんど無意識に「くわん」と「かん」とを読み分けた。私たちは

“明治の人は会話の中で「か」と「くわ」を区別していた。昭和20年代になっても、年輩の人で学校の先生だったような人は、「鑑賞(かんしゃう)」と「観賞(くわんしゃう)」ははっきりちがっていた。明治の人でもそうなのだから、江戸 … Read more “明治の人は会話の中で「か」と「くわ」を区別していた。昭和20年代になっても、年輩の人で学校の先生だったような人は、「鑑賞(かんしゃう)」と「観賞(くわんしゃう)」ははっきりちがっていた。明治の人でもそうなのだから、江戸時代以前の古典を読む場合、昔の発音で読むのを原則とするならば、当然、「か」と「くわ」を区別して読まねばならない。しかし、今の私たちには、それはたいへんな下準備が必要になる。明治・大正の人は「鑑」「観」「巻」「漢」「完」などを見て、ほとんど無意識に「くわん」と「かん」とを読み分けた。私たちは


“やりたいことがあったら、どうしてもうやっていないのだろうか。時間がない、という言い訳を考える暇があるなら、やれば良いと思う。やりたいことというのは、寝るよりも、食べるよりも、優先できるはずだ。もし、時間がないからできない、と判断しているのが本当ならば、それは、そうまでしてやりたくないことだといえるから、一所懸命になってやる必要もないと思う。”

“やりたいことがあったら、どうしてもうやっていないのだろうか。時間がない、という言い訳を考える暇があるなら、やれば良いと思う。やりたいことというのは、寝るよりも、食べるよりも、優先できるはずだ。もし、時間がないからできな … Read more “やりたいことがあったら、どうしてもうやっていないのだろうか。時間がない、という言い訳を考える暇があるなら、やれば良いと思う。やりたいことというのは、寝るよりも、食べるよりも、優先できるはずだ。もし、時間がないからできない、と判断しているのが本当ならば、それは、そうまでしてやりたくないことだといえるから、一所懸命になってやる必要もないと思う。”