人々の大半が正しいと信じていても間違いは間違いである

人々の大半が正しいと信じていても間違いは間違いである
人々の大半が嘘だと思っていても真実は真実である
人々の大半の支持率が政治の根拠であり
真実か間違いかを実験で証明してゆくことが科学である
その先に細かい議論はあるのであるが
そんなことは知らなくても構わない
素朴な直感で十分である
それは進化論的に鍛えられた感覚である
宇宙の果ての話をしているのでもなく
素粒子の話をしているのでもない
日々の身辺の話をしているのである
人々を洗脳することに意味があると信じる人と
歴史の時間が真実を明らかにすると信じる人と
違いはあるだろう