中高年夫婦の7割がセックスレス

セックスレスの中高年夫婦は12年間で倍増し、約7割に上る。日本性科学会セクシュアリティ研究会の調査結果を同研究会代表で田園調布大学名誉教授、国立保健医療科学院客員研究員の荒木乳根子氏(臨床心理士)が11月19日に開かれた「性と健康を考える女性専門家の会シンポジウム2016」で発表。同氏は「たった12年間でこれほどセックスレスが急増していることに大変驚いた。要因として、夫婦間の性の位置付けや関係性の希薄化、性交の有無に女性の意思が強く反映されるようになったことなどが考えられる」との見解を示した。