人格としての一貫性のなさ(integrityの欠如)が人格の未成熟の指標である

沖縄防衛局は2015-10-29日午前、名護市辺野古の沿岸部で計画の中核となる埋め立て工事に着手しました。中断されていた作業の再開。

誰のための、何のための政治なのか。

ローマ人が奴隷を分断統治する。
イギリスがインドを宗教的分断統治する。
ナチスがユダヤ人捕虜収容所でユダヤ人を分断統治する。
アメリカが日本を分断統治する。
日本政府は原子力村を分断統治する。
日本政府は沖縄を分断統治する。

ここで興味深いのは、日本では入れ子構造をとっていることだ。
アメリカは日本政府を分断統治する。
日本政府は沖縄(または反原発、または反海外派兵)を分断統治する。
ここで、日本政府は、利益誘導により分断統治される被害者でありながら、
同時に利益誘導により沖縄を分断統治する主体でもある。
この主体の分裂ぶりはどうだろう。

利益誘導により分断統治は卑劣であるとアメリカに言いたい一方で、
自分が沖縄に、反原発に、反軍国主義に対して利益誘導による分断統治をしているのだ

アメリカに対して怒りを感じる一方で
沖縄からの怒りを嘲笑している
どうしてこんなことができるのか

この、人格としての一貫性のなさ(integrityの欠如)が人格の未成熟の指標であると言われている